君のいた夏を忘れない・4(金峰山でキャンプ)

一人キャンプ日和ですねぇ。

空も良い様子です。

早朝からキャンプ準備します。

装備内訳は、テント(アライのカヤライズ)、フライシート、グランドシート、アルミペグ、ペグ打ちハンマー、簡易タープ、ブルーシート(50㎝×150㎝)、寝袋、エアマット、銀マット、ガスストーブ、焚火台、ランタン、食器、折り畳み水タンク、100円ショップの折り畳み椅子、着替え、食材の野菜、等々。

これを100㎝×65㎝の大き目ポリ袋に詰め込みます。この袋、ジェベル200、ツーリングセロー時代に通勤でつかってたんですが、なかなか良いものです。けっこう分厚くて破れにくく、数百円で買えて、完全防水というものです。

岩とかコンクリートブロック入れても大丈夫なんだとか。

透明で中身が丸見えなのがちょっと嫌なので、白い普通素材のポリ袋を上から被せます。白だとこの時期日差しで中身が熱くなるのを多少防げる気がするんですよね。

詰め込んだら、シェルパのリアキャリアにツーリングネットで固定します。

軽いものはなるべく後ろの高い位置に、重いものはその逆、積み込み順も考えないと楽しく走れません。

これだけ積むと、高重心になる上にリアヘビー気味になって、ダートでの操縦性に難ありなもので、ヴェルシスで使っているエンデュリスタンのタンクバッグとサドルバッグを使いたいんですが、シェルパには装着できず、去年からシェルパキャンプはこのスタイルです。

タンクバッグ。エンジンガードにアンカーを固定できるので、ヴェルシスX250ツアラーにはしっくり合います。

ガソリンタンク周りに装着アンカーを増設したり、リアキャリアにサイドバッグサポートを着ければ装着可能なんですが、リアキャリアがあればそこまでの時間とコストをかける程ではないかな。というところです。

サドルバッグです。これもヴェルシスX250にはジャストフィットです。

ここでキャンプ場に予約電話入れます。順番が逆なんですが、今日行こうと思っているキャンプ場、去年3回キャンセルしてしまっているんです。

1回目は天候の急変で、2回目は急に仕事が入って、3回目は車に当て逃げされ負傷して結局昨年は1度も行けず(これ注意喚起のためにも別の機会にきちんと書きますね)

こんな感じで迷惑かけてしまったので、確実に行ける状況で予約したかったんです。

もし空きがなければ行き先を変えるなり、その時考えようと。

結果は当日予約でも快く受け入れてもらえました。ほんとにありがとうございます。です。

今日は午後3時前スタート。それでも先週より1時間以上早いスタートです。

朝10時過ぎから整体の仕事を入れているのでこの時間になるわけですが、自分で仕事を運営できることの良さ。

最近になって痛感します。自由感が全然違うし、お客さんにもっと喜んでもらおう。と心から思える様になりました。それが自分のために直結するんだから、単なる綺麗ごとでもありません。

今はまだ整体業だけで生活することはできていませんが、できる限り自力で生活したい。というのが今の目標です。

当日の空 

中央道は渋滞もなく快適。シェルパも快調。高速性能はこのクラス最高ではないかと。対局ですが林道の走り易さも。

乗ったことのある同クラスのバイクでいえば、舗装下道のダラダラ走りの楽しさはジェベル200に譲るし、ギアチェンジのカチカチした節度感もXLR200はさすがのホンダって感じで譲りますし、最低地上高の関係で酷い岩場ガレ場はセロー250やXLR200に譲るんでしょうが、私感として総合的にはシェルパ最高です。ガソリンタンク容量が2~3リットル多ければ尚良しなんですが、ビッグタンクってあまり製品化されてないんですよね。

シェルパの燃費は、ツーリングセローと同等、ジェベル200やXLR200よりは少し落ちるくらいかと思います。走り方で変わりますが、リッター30~38キロくらい。ジェベル200で33~39くらい。友人のXLR200はそれよりも少しだけ良かったと記憶してます。

シェルパのタンクは9リットルですから、最低でも250キロ以上は走ってくれるのでそこまで短い航続距離でもないんですが、

ジェベル200のタンクは13リットルでしたし、ジェベル250XCだと17リットルでリッター27~35キロ走りましたので欲は出ますね。

ヴェルシスも17リットルタンクで、リッター20から38キロ(振れ幅が凄いんです)走りますし。640アドベンチャーRは28リットルタンクでリッター20から25キロだったことを思うと、単に自分がビッグタンク慣れしちゃってるんでしょうね。

28リットルタンク。ダントツの安心感でしたね。アドベンチャーR

勝沼町近くになると、なんだか雨の匂いがします。雨雲らしき雲がちらほら見えます。

まあ降ってはいないので、楽観的に勝沼インターで高速を出ます。

直前にけっこう降った様で、幹線道路以外の道は濡れているところもあれば、水たまりもところどころあります。

でも日は強く差して来ていてちょうど良いタイミング、運が良かった。

枝豆とオートミール、レーズンを追加で欲しかったので道路沿いのスーパーで買い出しです。

タープ張り用の荷造り紐も併設のホームセンターで調達します。

このキャンプ前の買い出し。単なる買い物ではあるんですが、ささやかにテンション上がりますね。

勝沼なので、ご当地産のレーズンが欲しかったところでしたけど、ちょっと見当たらなくていつものカリフォルニアレーズンノンオイルです。

スーパーの駐車場にもあちこち水たまりがありますが、日が差して来て気持ちが良いです。
暑いけど。

スーパーを出発。川上牧岡林道方面に向かいます。

クリスタルラインで行くか、焼山峠経由で行くか迷いましたが、狭いけど交通量が少なそうな焼山峠経由の県道206号を選びました。

焼山峠 画像で見るよりも天気は良くて明るいです。
平日には工事が入る様です。

予想通りのプライベートロード感。一台の車両ともすれ違いません。途中、霧が出たり、ひと雨来そうなときもありましたが、無事キャンプ場に到着。

免許取りたての夏、友人2人と初めて来たときはこの辺もなかなかのダート道でした。今は走りやすい道になって、あっという間に川上牧岡林道に入り、キャンプ場まで行ける印象です。

昔の冒険感は薄れたけど、おかげで東京から夕方出発でもキャンプできる様になりました。

親切な受付をして貰って、テントを張ります。シャワーもあるし、消し炭も捨てさせて貰えるそうで快適に過ごせますね。

ちょっとピンボケしましたが、こんな感じに設営しました。

遅くなりすぎる前にシャワーをお借りします。山の中とは思えないきれいなシャワー室でした。

さっぱりしたところで火起こし始めます。自分は薪より炭派です。小型の焚火台で炭をいこします。

いつもは木切れを火種にするんですが、今日は時間が遅いので着火剤を使います。
炭火の優しい温かみと、ゆるい感じの見た目、匂いが良いんです。
ここは標高1500メートル以上。適度に涼しくて、これがあると雰囲気出ます。
持ってきた枝豆を茹でた後、モロヘイヤ味噌汁を作ります。
酒は苦手で飲めないですが、ネギ入り納豆と枝豆、ゴーヤ、玉ねぎ、クルミ、干しナツメヤシ、八街産のさや付き落花生、さっきのモロヘイヤ味噌汁にニンニクと生姜を入れて、主食はレーズン入りのオートミール、自分的には豊かなソロ宴かな。
キャンドルランタンも良い感じです。 虫よけも兼ねたシトラスの香り。

ソロ宴の夜は更けていきます。
片づけて、そろそろ寝ます。本読んだり、ブログ文を考えようと思ってましたが、眠気が先に来ました。
野営すると、狂ってる概日リズムがリセットできる気がします。

1日目終了。

最後までお付き合い、ありがとうございます。

2日目に続きます。

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